4月29日午後2時ごろ、広島県三原市内の県道を走行していた軽乗用車が路外に逸脱。道路右側のガードレールを突き破り、約50m下の谷に転落する事故が起きた。運転していた21歳の男性はヘリコプターで救出されたが、意識不明の重体となっている。
広島県警・三原署によると、現場は三原市八坂町付近で片側1車線の急なカーブの連続する区間。付近を通りかかった人から「谷側のガードレールが破損している」との通報が寄せられ、同署員が確認したところ、約50m下で木に引っかかってる軽乗用車を発見した。
消防のヘリコプターが周辺捜索したところ、車外に投げ出されていた運転者の男性を発見。男性はそのまま病院へ搬送されたが、全身強打で意識不明の重体となっている。後に同市内に在住する21歳の男性と判明している。
クルマは左カーブを曲がりきれずに対向車線側へ逸脱。そのまま道路右側のガードレールを突き破って転落したものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。