三菱、今期純利益は2期連続最高の500億円

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三菱 益子修社長(参考画像)
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三菱自動車工業は4月25日の決算発表会見で、2014年3月期の業績予想を公表した。世界の全地域で販売増を計画しており、純利益は前期比32%増の500億円と、2期連続の最高を目指す。

今期の世界販売(小売ベース)は18%増の116万9000台を計画しており、前期に続いて販売を牽引するアジア・その他地域で21%増の70万9000台、欧州では17%増の21万2000台などとしている。売上高は25%増の2兆2700億円、営業利益は48%増の1000億円を予想した。為替は1ドル95円、1ユーロ125円を前提としている。

益子修社長は「今年度を最終年度とする(3か年)中期計画の総仕上げの年となる。事業の選択と集中をさらに進めたい」と述べた。また中計最終年度までには「復配のメドを付けたいとやってきた。その意味からも、今年度の利益目標は達成しなければならないと考えている」と話した。

《池原照雄》

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