中国の浙江吉利控股集団(ジーリーホールディンググループ)傘下の吉利汽車は4月20日、中国で開幕した上海モーターショー13において、ジーリー(GEELY)ブランドのコンセプトカー、『KC』を初公開した。
吉利汽車は、中国・浙江省に本拠を置く民族資本のメーカー。1986年に設立され、1997年から自動車事業に参入した。2003年からは、海外市場への輸出も開始。親会社の浙江吉利控股集団は2010年、フォードモーターからボルボカーズを買収したことで知られる。
上海モーターショー13で初公開されたジーリーKCは、吉利汽車が将来発売する最上級サルーンを示唆したコンセプトカー。ジーリーKCのボディサイズは、全長4960mm、ホイールベース2880mmの堂々とした大きさ。そのデザインは元ボルボカーズデザインチーフで、現在はジーリーのデザインを統括するピーター・ホーベリー氏が手がけた。
パワートレインに関しては、未公表。ただし、ハイブリッド搭載の可能性もある。