フォードモーターの第1四半期決算…純利益は15.4%増

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フォードモーターの米国本社
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米国の自動車大手、フォードモーターは4月24日、2013年第1四半期(1‐3月)の決算を公表した。

同社の発表によると、売上高は358億ドル(約3兆5625億円)。前年同期の324億ドルに対して、10.5%増えた。純利益は、16億1100万ドル(約1605億円)。前年同期の13億9600万ドルに対して、15.4%増。5四半期ぶりの増益となった。

好決算の大きな要因が、北米事業。第1四半期の北米事業の売上高は、223億ドル(約2兆2190億円)と、前年同期比20%の伸び。税引き前の営業利益は、24億4200万ドル(約2430億円)。前年同期に対して14.5%増え、2000年以降で過去最高を達成している。

その一方、欧州事業は引き続き不振。第1四半期は、欧州で4億6200万ドル(約460億円)の赤字を計上。前年同期の1億4900万ドルから、赤字幅が拡大した。

フォードモーターのアラン・ムラリー社長兼CEOは、「第1四半期の結果は、ワンフォード計画の順調さを示すもの」とコメントしている。

《森脇稔》

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