消防車両に警察車両が追突、5人が重軽傷

自動車 社会 社会

9日正午ごろ、秋田県仙北市内の国道341号で、事件発生の一報を受けて緊急走行していた消防のレスキュー車両(トラック)が停止したところ、後続の警察車両(ワゴン車)が追突する事故が起きた。この事故で双方の5人が重軽傷を負っている。

秋田県警・仙北署によると、現場は仙北市田沢湖玉川付近で片側1車線の直線区間。「クルマの中に倒れている人の意識が無い」との通報を受けて出動した角館消防署の救助工作車が現場で停車したところ、後ろから進行してきた同署の捜査車両がほとんど減速しないまま追突した。

追突によって捜査車両は中破。運転していた23歳の男性巡査と、助手席に同乗していた49歳の男性巡査部長が足を骨折するなどの重傷。消防の3人も頚部打撲などの軽傷を負った。

事故当時、警察と消防のクルマは4台が連なる状態で走行していた。警察では運転していた巡査の前方不注視が事故につながったものとみて、回復を待って自動車運転過失傷害容疑で事情を聞く方針だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV