宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、今夏に内之浦宇宙空間観測所から打ち上げる予定のイプシロンロケット試験機に掲載する応援メッセージを募集する。
イプシロンロケット試験機は、2013年夏期に鹿児島県肝付町にある内之浦宇宙空間観測所から、惑星分光観測衛星(SPRINT-A)を搭載して打ち上げる予定。
JAXAでは日本初の試みとして、イプシロンロケットに対する期待や希望、夢や想いといったメッセージを募り、それを小さく文字列化したうえでデザインの一部として試験機の機体に掲載する。
公募を通じて、新たな挑戦として開発している次期固体ロケット「イプシロン」への理解を深めてもらい、親しみを持ってもらうことで、同ロケットが目標として掲げる「宇宙への敷居を下げる」きっかけにしたいとしている。
メッセージは5月7日まで受け付ける。日本語で20文字まで。英語は40文字まで。
メッセージを取り込むイプシロンロケット試験機のデザインは5月中旬に公開する。