日本の厚生労働省、マレーシアで食品の認定試験機関を指名

日本の厚生労働省は、マレーシアにおける初の食品の認定試験機関としてSGSラボラトリー・サービシズ(M)を指名した。マレーシア製食品を日本に輸出する業者にとり信用拡大につながると見られている。

エマージング・マーケット 東南アジア

日本の厚生労働省は、マレーシアにおける初の食品の認定試験機関としてSGSラボラトリー・サービシズ(M)を指名した。マレーシア製食品を日本に輸出する業者にとり信用拡大につながると見られている。

マレーシア外国貿易開発公社(MATRADE)の声明によると、すでに3月19日より試験期間指名が発効しており、マレーシアから日本に輸入される食品の安全性を確実にすることが期待されている。

日本当局は先ごろ、マレーシアから輸入したエビからエンロフロキサシンやエトキシエンなどの抗生物質を検出したと発表していた。

MATRADEはマレーシアの生産業者と輸入業者に対し、日本の厳しい安全基準に適合し基準違反とならないためにも商品テストを実施するように勧告した。
日本の厚生労働省は59カ国に4,000カ所の食品認定試験機関を持つ。東南アジア諸国連合(ASEAN)では、タイに23カ所、インドネシアに8カ所、フィリピンに5カ所、シンガポール5カ所、ベトナムに1カ所持っている。

広瀬やよい

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