テスラのEV、モデルS…米国で新金融プログラムを導入

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テスラ・モデルS
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米国のEVベンチャー企業、テスラモーターズは4月2日、新型EVの『モデルS』に関して、米国市場で新しい自動車金融プログラムを導入すると発表した。

この自動車金融プログラムは、テスラモーターズがUSバンクとWells Fargoの両金融機関と提携して実施するもの。テスラモーターズは、「リースと新車購入の両方のメリットを提供できる画期的な自動車金融商品」と説明する。

この金融プログラムでは、モデルSの新車価格の10%引きのプライスに対して、月々の支払い額を算出。これにより、新車購入の場合だけに適用される税制上の優遇措置、タックスクレジットの7500‐1万5000ドル(約70‐140万円)と、同等またはそれ以上の実質値引きを、顧客が享受できるという。

そして、3年後の契約満了時には、テスラモーターズが顧客のモデルSを引き取る。この時の残価率は、米国で最も残存価値の高い車のひとつ、メルセデスベンツ『Sクラス』と同率に設定した。

テスラモーターズは、この自動車金融プログラムを利用した場合、ガソリンを使わないモデルSの月々の実質的な維持費について、「最高でも500ドル(約4万6500円)」と試算。この自動車金融プログラムのメリットをアピールしている。

《森脇稔》

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