トヨタ紡織、トヨタホーム住宅用内壁面装飾材を開発…自動車のシートカバー技術などを応用

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ヌノカベを使用したインテリアイメージ
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  • トヨタ紡織(イメージ)

トヨタ紡織とトヨタホームは、デザイン性に優れ、高級感のある住宅用内壁面装飾材「ヌノカベ」を共同で開発。近く発表予定のトヨタホーム新商品から販売を開始する。トヨタ紡織が、住宅用インテリア商品を開発・販売するのは今回が初めて。

ヌノカベは、トヨタ紡織の源流である繊維技術と自動車のシートカバー技術、内装空間のデザイン技術を応用して開発した住宅用壁面装飾材。ファブリックを用いたモジュール構成と多彩なバリエーションにより、住宅室内の壁面を彩るとともに、静粛性をはじめとした機能で快適な住空間を提供する。

壁面設置方法は、両社の連携により、顧客自身でも簡単に取り付けができる面ファスナーを採用。また、トヨタ紡織が自動車シートで培ってきたファブリックの型取り・縫製技術を用いることで、表皮の脱着を可能とし、容易なメンテナンスと室内の模様替えを実現する。

両社は、今回の販売開始に先立ち、2011年よりヌノカベをトヨタホームの各モデルハウスに試行的に導入し、顧客からの意見を商品企画に生かしてきた。

《纐纈敏也@DAYS》

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