シボレーのフルサイズセダン、インパラ 新型…カナダで生産開始

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GMのカナダ・オシャワ工場で生産が開始された新型 シボレー インパラ
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  • 新型シボレー・インパラ
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GMのシボレーブランドは4月1日、カナダ・オンタリオ州のオシャワ工場において、新型シボレー『インパラ』の生産を開始したと発表した。

インパラは、1958年に誕生したシボレーブランドの大型セダン。2006年に登場した先代モデルは、9世代目という伝統のモデルだ。米国市場では、トヨタ『アバロン』やフォード『トーラス』などと競合。2011年は年間17万1000台以上を売り上げ、米国で最も売れたフルサイズセダンの座に君臨する。

10代目となる新型は2012年4月、米国で開催されたニューヨークモーターショー12で初公開。新型はシャシーを一新し、GMの2世代目の「イプシロン」プラットフォームは、新型キャデラック『XTS』と共用する。新型インパラのボディサイズは、全長5115×全幅1854×全高1496mm、ホイールベース2837mmと、堂々の大きさだ。駆動方式は、FFが基本。

エンジンは、ガソリン3種類を設定。2.4リットル直列4気筒は、最大出力180ps、最大トルク23.8kgm。2.5リットル直列4気筒は、最大出力195ps、最大トルク25.8kgmだ。3.6リットルV型6気筒は、最大出力195ps、最大トルク25.8kgmを引き出す。なお、2.4リットルにはオプションで、「eアシスト」と呼ばれるマイルドハイブリッドが用意される。

新型インパラは5月から、GMの米国ミシガン州デトロイトの工場でも組み立てられるが、これに先駆けて、カナダのオシャワ工場で量産第一号車がラインオフ。米国市場では4月中に、発売される予定だ。

GMカナダのケビン・ウィリアムズ社長は、「新型インパラはシボレーの新しい方向性を示す。新型は顧客の期待を超える。なぜなら、オシャワ工場の従業員の力作だからだ」とコメントしている。

《森脇稔》

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