三菱重工、ニチユとのフォークリフト事業統合会社が営業開始、世界3位に

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三菱重工業と日本輸送機(ニチユ)のフォークリフト事業を統合した「ニチユ三菱フォークリフト」が4月1日に発足、営業を開始した。

統合新会社は、三菱重工がフォークリフト事業を分社化、これをニチユが承継して発足し、商号を変更して営業を開始した。資本金は48億9000万円で、本社を京都府長岡京市(現ニチユ本社)に置く。発足時の従業員は約5000人で、社長には、ニチユの二ノ宮秀明社長が就任した。

両社はフォークリフト事業の統合で、これまでの部分的な協業では限定的だった製品ラインアップの充実、販売ルートの共通化・最適化、効率的な製品開発、原材料の調達と生産の最適化を推進する。

ニチユがこれまで培ってきた、フォークリフトなどの物流機器に関する技術力、販売力、サービス力に加えて、三菱重工グループの総合力を活用、競争力を強化する。

ニチユ三菱フォークリフトは、三菱重工、ニチユの開発技術の融合や、新事業領域への展開を図ることで、事業強化と成長分野の開拓を加速する。フォークリフト事業で世界第3位グループとなる企業を構築し、グローバルなリーディングカンパニーを目指す。

《レスポンス編集部》

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