バイクひき逃げのクルマ、続けて民家敷地に突っ込む?

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3月26日午前5時50分ごろ、福岡県福岡市西区内の市道で、信号待ちをしていた原付バイクに対し、対向車線側から右折してきた乗用車が衝突する事故が起きた。バイクの運転者が重体。クルマは逃走したが、近くで別の事故を起こし、39歳の男が逮捕されている。

福岡県警・西署によると、現場は福岡市西区今宿青木付近。同区内に在住する47歳男性が運転するバイクが信号待ちをしていたところ、交差道路を挟んだ対向車線側を進行してきた乗用車が交差点を右折する際に路外へ逸脱。そのままバイクに衝突した。

バイクは弾き飛ばされるようにして転倒。男性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打で意識不明の重体となっている。クルマはそのまま逃走したため、警察は重傷ひき逃げ事件として捜査を開始した。

この直後、現場近くの民家敷地内にある駐車場に路外逸脱した乗用車が突っ込む事故が発生。運転していた南区内に在住する39歳の男からは酒気帯び相当量のアルコール分が検出されたことから、警察は道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕したが、事故車両のものとみられるバンパーの一部がバイクひき逃げ事故の現場で発見されており、警察ではひき逃げ事件にも関連しているものとみている。

調べに対して男は容疑を否認しており、警察では男が飲酒した場所や量の特定を進めるとともに、双方の事故発生の経緯について詳しく調べている。

《石田真一》

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