踏切内に立ち往生の車、特急と衝突して大破

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3月24日午後2時30分ごろ、岐阜県各務原市内にあるJR高山本線の踏切で、踏切内に立ち往生していた乗用車と、通過中の特急列車が衝突する事故が起きた。車は約20mに渡って押し出されて大破したが、運転者は車外に脱出していたためケガはなかった。

岐阜県警・各務原署によると、現場は各務原市鵜沼東町4丁目付近にある踏切。警報機と遮断機が設置されている。乗用車は踏切内で立ち往生していたが、上り特急列車(高山発/名古屋行き、6両編成)と衝突した。

車は約20mに渡って押し出されて横転大破したが、運転していた同市内に在住する59歳の女性は衝突前に車外へ脱出したためにケガはなく、列車の乗客乗員約160人に被害は無かった。

調べに対して女性は「踏切進行中に遮断機が下りて閉じ込められた」などと供述しており、警察では無理な進入が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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