新世代レーサー、デルタウイング…日産撤退でクーペに変身

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デルタウイング クーペ
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日産自動車がエンジンを供給し、2012年のルマン24時間レースなどに参戦した新世代レーシングカー、『デルタウイング』。日産がプロジェクトから脱退した後の2013年シーズン、注目のニューマシンが公開された。

これは3月14日、デルタウイングレーシングカーズが米国フロリダ州セブリングで発表したもの。2013年のALMS(アメリカンルマンシリーズ)に参戦する新生デルタウイングのマシンが、初公開されている。

注目は、そのボディスタイル。日産デルタウイングのオープンボディから、クローズドボディのクーペに変身した。さらにボディカラーも一新。黒一色の日産デルタウイングから、クローム色に変更された。タイヤも、ミシュランからブリヂストンに変更。

エンジンに関して、デルタウイングレーシングカーズは、「アルミ製の2.0リットルターボ」とだけアナウンス。日産がエンジン供給を中止した現在、マツダ製エンジンに切り替わると伝えられている。

それを裏付けるかのように、クーペとなった新生デルタウイングは2013年5月、マツダが冠スポンサーを務めるラグナセカ(米カリフォルニア州)で開催されるALMSで実戦デビューを飾る予定だ。

《森脇稔》

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