エアバスは、生産開始から100機目となるA380をマレーシア航空に引き渡したと発表した。マレーシア航空としてA380は6機目となる。
A380の商用サービスを開始してから6年目で、これまで世界の航空会社9社に納入している。A380の標準的な機体は3クラスで525人を収容する。ノンストップで1万5700kmの航続距離を持つ。
これまで延べ10万便を運航、約36万人の乗客を輸送した。これは従来の400座席以上の超大型機だと14万便分に相当し、輸送の効率化によって排出ガスやCO2排出量、騒音の抑制に結び付いている。
A380は1日当たり140便以上が運航され、毎月150万人の旅客輸送を行っている。
A380は累計で20の航空会社から262機を受注している。