観光庁は8日、2012年第4四半期(2012年10-12月)の宿泊旅行統計調査結果をまとめ、発表した。
それによると、延べ宿泊者数は1億598人泊となり、前年同期より1.6%減少した。このうち外国人は595万人泊で、同じく6.1%の増加となった。
外国人延べ宿泊者数は28都道府県で前年同期より回復したが、前々年同期比の水準まで回復したのは15都道府県にとどまる。
国籍(出身地)別外国人延べ宿泊者数は、第1位が台湾、第2位が韓国、第3位がアメリカで、上位3カ国地域で全体の4割を占める。
伸び率で見ると、タイが前年同期比54.1%増、マレーシアが同51.0%増と大幅に拡大した一方で、中国は同52.4%減となった。