キャセイパシフィック航空、香港政府の予算措置を「歓迎」

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キャセイパシフィック航空(イメージ)
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キャセイパシフィック航空は、香港特別行政区政府のジョン・ツァン財政司司長から示された予算計画を「歓迎」する意向を表明した。

計画は、経済発展と人的資源の最適化、インフラ整備への投資に焦点を当てたもの。

キャセイパシフィック航空のジョン・スローサー最高経営責任者(CEO)は「ホームシティである香港への長期的かつ大規模な投資を継続していく。世界経済の低迷が長期化する中、香港政府が将来を見据えた取り組みを続けることで、香港経済の安定化と経済発展をより確固たるものにすることは極めて重要だ」とコメントした。

同社では、世界の航空拠点と物流センターとして、香港の地位を高めていくため、適正なレベルの財政支援と資源を割り当てることに謝意を示した。その上で「世界の航空拠点の一つである香港国際空港(HKIA)の国際競争力を維持するため、政府による第三滑走路早期導入の決定は必要不可欠」としている。

また、同社では、政府が香港の観光インフラの強化、ホテル客室の供給を大幅に増大させるイニシアチブを取る計画で、香港の観光業を促進させる取り組みとして歓迎。

一方、スローサーCEOは、政府が海運、空運業という2大産業の成功を維持するため、1億香港ドルの訓練基金を設立するなど、教育への投資と人的資源の最適化への努力についても評価する。

《レスポンス編集部》

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