橋上でスリップして対向のトラックと衝突、軽ワゴン車の4人死傷

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2月20日午前7時ごろ、滋賀県近江八幡市内の県道に架かる橋を走行していた軽ワゴン車が対向車線側へ逸脱して、対向車線を順走してきたトラックと正面衝突。押し返された軽ワゴンには後続のトラックも追突した。この事故で軽ワゴン車の4人が死傷している。

滋賀県警・近江八幡署によると、現場は近江八幡市佐波江町付近で片側1車線の橋上。軽ワゴン車は凍結路面でスリップして対向車線側へ逸脱。直後に対向車線を走行してきたトラックと正面衝突した弾みで自車線に押し返され、そこに後ろから進行してきた別のトラックが追突するなど、車両3台が関係する多重衝突に発展した。

軽トラックは大破。運転していた米原市内に在住する69歳の男性と、後部座席に同乗していた23歳の男性が全身強打でまもなく死亡。後部座席に同乗していた64歳の男性が骨折などの重傷。助手席の同乗者も軽傷を負った。また、正面衝突した側のトラックを運転していた京都府城陽市内に在住する61歳の男性が軽傷、追突側トラックの運転者にケガはなかった。

現場は琵琶湖岸に架かる橋で、一部が凍結していた。警察では凍結路面にハンドルを取られたものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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