独コンティネンタル社と韓国SKイノベーション社は、リチウムイオンバッテリーシステムの共同開発、製造、供給を行う合弁会社を設立すると発表した。
新会社「SK コンティネンタル E-モーション」の持ち株比率はSKイノベーション社が51%、コンティネンタルが49%。両社は、今後5年以内に新会社へ約2億7000万ユーロ(約332億円)を投資する予定。
SKイノベーションは、バッテリーセルおよびセパレータ分野で豊富な専門知識を持つ。一方で、世界有数の自動車部品サプライヤーであるコンティネンタルは、バッテリー関連のエレクトロニクスやバッテリーシステム、および車載組込開発に関して豊富な経験を持っている。
新会社は、初の取り組みとして、48Vのマイルドハイブリッドセグメントおよび商用車向けの開発プログラムに着手。最新のリチウムイオンバッテリー技術によって、世界の自動車メーカーをターゲットとした、電動ドライブトレインサプライヤーを目指す。