日本郵船は、2012年12月1日から2013年1月31日までの2か月間、冬季安全推進キャンペーン「SAIL ON SAFETY」を実施した。
安全推進キャンペーンは、冬季の荒天に起因する事故を含めた海難防止のために展開している全社的な安全推進活動で、2004年から実施している。今回は同社役員と国内外合わせて延べ434人の陸上社員らが264隻の運航船を訪れ、船の状況や安全運航について意見交換した。
同社では、こうした活動を通して船陸間の円滑なコミュニケーションと相互理解が安全運航を達成する上での重要な要素であることを確認するとともに、「安全」の重要性を再認識したとしている。
2004年のキャンペーン開始から累計で2717人の役員・社員らが1691隻を訪船して意見交換し、船陸での安全意識の共有化を図ってきた。