アメリカ空軍は2月13日、「エアフォース・レポート」の中で、ホローマンの気球オペレーション・チームの作った気球が、気球からのジャンプの世界記録を塗り替え、ビデオを公開した。
ホローマンの気球オペレーション・チームが、フェリックス・バウムガートナーの宇宙の縁からのジャンプを手助けした。
1960年8月16日、アメリカ空軍のジョセフ・キッティンガー大尉がホローマンの気球で10万2800フィートの高度まで上昇し、世界記録を樹立した。この記録は今回のフェリックス・バウムガートナーのジャンプが行われるまで、保持されていた。
「3000万立法フィートの大きさを持つ我々の気球は、プラスチック製で、それはとても薄い基本的にサンドイッチのバッグと同じようなものだ。」とホローマンのポール・メイヤーは語った。
今回のオペレーションでは塵旋風によって気球が破損するというアクシデントに見舞われたが、チームはバックアップの気球を準備しており、この2番目の気球は無事に離陸することができた。
ホローマンのチームは軍を退役したメンバーによって構成され、そのことがオペレーションを円滑に運ぶ助けとなっている。