2月8日、NBCはニューイングランドを中心とするアメリカ北東部を襲った冬の嵐による猛吹雪で、地域の各航空会社が2400以上のフライトをキャンセルしたと報じた。
今なお激しさを増すこの嵐の行く手にある各航空会社は、そのインパクトに備えている。「我々は気象状況をつぶさにモニターして、航空便の運行を適切に変更するだろう。」とジェットブルー航空のアリソン・ステインバーグ報道官は語った。他のほとんどの航空会社と同様に、ジェットブルーも旅行者がフライトの変更をキャンセル料や変更料を支払うことなくできるように便宜を図っている。
また、デルタ航空も同じくその顧客に旅程の延期や中止、航路変更を呼びかけ、サウス・ウエスト航空もフライトが延期や変更、または中止される可能性があることを乗客に通達した。
航空会社が対応に追われる間、空港でも人員を増強すると共に、飛行場に200以上の雪や氷に対応する器具や1時間に500トンの雪を水に変える「メルター」、40マイル(約64キロメートル/時)のスピードで雪をかくことができる除雪車などを投入して対応を図っている。
尚、猛吹雪の中心となったニューイングランド地域では翌日までに2フィート(約61センチメートル)以上の積雪を記録し、65万世帯が停電するといった被害に見舞われている。