日本通運は、同社独自開発の防振パレットを使用して振動・衝撃を低減させた国際航空輸送サービスを開始すると発表した。
防振パレットは、衝撃を受けやすいとされる空港内での搬送作業や、航空機への積み込み、取り降ろし作業時、貨物への衝撃が従来と比べて約75%緩和され、ダメージ発生リスクの低減が図れる。
また、オプションとして、同社開発のGPS付きデータロガー「グローバル・カーゴ・ウォッチャーR」(GCW)を併せて利用することで、同社貨物追跡システム「エア・トレイル」を通じて、貨物の輸送状態・位置情報をリアルタイムで把握できる。
今回、サービスの第1弾として成田~韓国(仁川)線で本格的に運用を開始、順次、対象路線を拡大していく予定。