1月29日午後7時10分ごろ、愛媛県松山市内の県道で、自転車で道路を横断していた小学5年生の男児に対し、交差進行してきた乗用車が衝突する事故が起きた。児童は軽傷を負ったが、クルマは逃走。警察は後に59歳の男をひき逃げ容疑で逮捕している。
愛媛県警・松山西署によると、現場は松山市清住1丁目付近で片側1車線の直線区間。横断歩道や信号機は設置されていない。小学5年生の男児は自転車に乗って道路を横断していたが、交差進行してきた乗用車にはねられた。
男児は擦過傷などの軽傷を負ったが、クルマはそのまま逃走。警察では軽傷ひき逃げ事件として捜査を開始。目撃情報から車種を特定して周辺捜索を行ったところ、同市内で容疑車両を発見。このクルマを所有する59歳の男を自動車運転過失傷害や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。
調べに対して男は「逃げたことは間違いない」などと供述しており、警察では逃走の動機を追及するとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。