シトロエン『DS3』の限定車、『DS3ウルトラマリン』が、プジョー・シトロエン・ジャポンから100台限定で発売された。その大きなポイントはボディのカラーリングにあるという。
「このカラーリングのブルーがポイントで、フランス車ならではの、なかなか日本人では考え付かないような色使いに、日本で一番人気のある白のボディカラーを組み合わせました」と話すのは、プジョー・シトロエン・ジャポン広報部シトロエンPRマネジャーの村田佳代さん。この組み合わせは日本ではなかったものだ。
そのブルーはフランスではすごく高貴な色として認識されているという。「神秘だったり、ロイヤルブルーといわれたり、フランス人の精神、崇拝という高貴な色。国旗にも使われており、そういうことから、このブルーはフランスらしいなと個人的には思います。ブルーというのはフランス人には特別な色なのですね」と村田さん。
DS3のデビュー当初はガンメタリックにルージュのルーフの組み合わせが流行ったというが、現在はルーフの色と合わせやすいことから白のボディが圧倒的だとする。そこで今回は、フランスらしいブルーのルーフと、日本で売れているホワイトボディを組み合わせた。因みに、フランス本国ではこの組み合わせは可能で人気があるという。
このボディカラーの組み合わせとともに、この限定車のポイントはシートにもある。村田さんは、「シートがバケットタイプとなっており、包まれ感やホールド感がありドライビングコンフォートを重視しています」とし、さらに、ルーフ同様ブルーが使われており、「この青い色というのは、使い込むにつれて、すごく良い感じに馴染んでくるようなので、そのあたりも楽しんでほしいです」と話し、室内のカラーは必見だと語った。