島津製作所は、防衛省に対する航空機事業部の費用について過大請求していたと発表した。
同社は三菱電機などが、防衛省に対して過大請求していたことが発覚したのを受けて、1月16日に航空機器事業部の原価集計などに関する問い合わせを受けていた。
その後、社内調査の結果、作業時間を過大に計上している案件があることが判明し、防衛省に報告した。
業績への影響は未定。
一方、防衛省は1月25日から、事実関係の全容が解明され、過大請求に関する過払い金などを国庫に納入し、再発防止策を報告するまでの間、同社を指名停止にした。