突き当りが岸壁と気づかず進行か、運河への転落で男性死亡

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10日午後7時45分ごろ、兵庫県神戸市長田区内の市道を走行していた軽乗用車が岸壁から転落する事故が起きた。地元消防が水没していたクルマから61歳の男性を救出したが、まもなく死亡が確認された。

兵庫県警・長田署によると、現場は神戸市長田区浜添通8丁目付近。軽乗用車は港湾部の行き止まりとなっている道路を進行。突端の岸壁から運河に転落したものとみられる。運転していた61歳の男性は家族に対して「クルマが海に落ちた。ドアが開かない」などと携帯電話で連絡。家族が警察に通報した。

警察と消防が捜索を行ったところ、水没したクルマを発見。車内に取り残されていた男性を救助したが、収容先の病院で死亡した。溺死とみられている。

現場はクルマの通行が少ない道路。家族に電話した際、死亡した男性は「道に迷った」とも話していたようで、警察では男性が岸壁の存在を認識することなく、突き当りまで走り抜けた可能性が高いとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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