日本特殊陶業は、スパークプラグ用絶縁体の工場起工式を、工場建設予定地(岐阜県可児市)にて開催した。
起工式には、冨田成輝可児市長をはじめ、地元関係者、工事関係者、日本特殊陶業グループ関係者など約40人が参列し、工事の安全を祈願した。
起工式で加藤倫朗会長は、「この新工場は、日本特殊陶業グループの主力製品であるスパークプラグの基幹部品である絶縁体の工場として、国内はもちろん世界各地の工場へ供給する重要な拠点となる。世界No.1のシェアをさらに伸ばし、その優位性を確固たるものにするため新工場にかける期待は非常に大きなものがある」と挨拶した。
絶縁体新工場は、製造子会社である東濃セラミックの工場として運営。2014年4月から操業を開始し、その後段階的に生産能力を向上させる予定。