ベントレーモーターズジャパンは、モスクワモーターショー2012でワールドプレミアを飾った、『コンチネンタルGTスピード』を日本で発表した。価格は2490万円。
同社マーケティングPRマネージャーの横倉典さんによると、エクステリアの変更点はあまり大きくはないとしながらも「フロントグリルは、ダークティントグリルとなります。標準モデルはシルバーのポリッシュしたグリルで、V8は黒。僅かの差ですが、これにより、3モデルを区別することが出来るのです」という。リアでは、「テールランプにクロームランプベゼル(クロームの縁)が付いたのもこのGTスピードの特徴です」。その他、マフラーの形状が、V8モデル8の字に対し、横長で、かつ、突起が付いているライフル型となる。ホイールも、標準モデルの20インチに対し、21インチホイールが標準で装備される。
そして、「ボディにモデル示すW12のバッチが、フロントフェンダーに付けられました。以前『コンチネンタルスーパースポーツ』の時に、小さいスーパースポーツのバッチを付けたことがありますが、近年のベントレーでボディにバッチを付けたのは非常に珍しいことです」と述べる。
インテリアでは、「標準モデルと比較し、スピードのトレッドプレートが装備され、シートがダイヤモンドキルトになります。また、メーターやインパネの一部がエンジンスピンアルミを採用。当時(1920年代)ル・マンを走っていたスピード6に採用されていたものと同様のものです」。また、「ドリルドペダル、ローレット加工のスポーツギアレバーが装備されます。これらはマリナー ドライビング スペシフィケーションとして提供していたもので、これらのパッケージがこのGTスピードでは標準装備となるのです」と語った。