スリップ対策万全のバスが路外に逸脱、電柱衝突で運転手が負傷

自動車 社会 社会

10日午前10時50分ごろ、栃木県那須町内の県道を走行していた路線バスが凍結路面でスリップして対向車線側へ逸脱。そのまま道路右側の電柱へ衝突する事故が起きた。バスは中破。運転手が打撲などの軽傷を負っている。

栃木県警・那須塩原署によると、現場は那須町湯本付近で片側1車線の直線区間。バスは下り坂を走行中にスリップして対向車線側へ逸脱。そのまま道路右側の電柱へ衝突した。

バスは中破。運転していた62歳の男性が頭部を打撲するなどの軽傷を負った。事故当時は客が乗っておらず、負傷者は運転者のみだった。

現場の路面は圧雪状態で、一部はアイスバーンとなっていた。バスはスタッドレスタイヤを装着。後輪にはチェーンも巻くなどスリップ対策は万全だった。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース