ラテックス輸出量増加も、価格下落で減収…カンボジア

最新の統計によると、カンボジアのラテックスの輸出量がこの9ヶ月で12%増加していることがわかった。

エマージング・マーケット 東南アジア

最新の統計によると、カンボジアのラテックスの輸出量がこの9ヶ月で12%増加していることがわかった。

カンボジアのゴム林は、年20~30%のペースで増加している。それに伴いラテックス収穫量も昨年の3万5080トンから、今年は3万9360トンに上った。しかし金額ベースではゴムの国際市場価格の下落を受け、昨年の1億6000ドルから今年は1億1600ドルに。27%の減収となった。

ゴム価格の急落は、ヨーロッパの財政危機によるところが大きい。カンボジアのゴム業界関係者は「ゴムの需要は、今年はじめから緩やかに落ち込んでいる。輸出先は中国がメインだが、影響を受けている」と話している。

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

Response.TV
  • 動画
  • 動画
  • 動画
  • 動画