自転車ひき逃げのトラック運転手を逮捕、居眠りか

自動車 社会 社会

11月26日午前5時50分ごろ、愛媛県伊予市内の国道56号を走行中の自転車に対し、トラックが追突する事故が起きた。自転車に乗っていた77歳の男性は収容先の病院で死亡したが、トラックは逃走。警察は後に38歳の男をひき逃げ容疑で逮捕している。

愛媛県警・伊予署によると、現場は伊予市双海町付近で片側1車線の直線区間。通行人が道路脇に倒れている自転車と高齢の男性を発見。警察に届け出た。

男性は近くの病院へ収容されたが、全身強打が原因でまもなく死亡。後の調べで松山市内に在住する77歳の男性と判明している。

自転車には衝突痕があり、周辺にはトラックのものとみられる部品や破片も散乱していたことから、警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始。車種を特定して車当たり捜査を行っていたところ、松前町内に在住する38歳の男が運転していたトラックが事故を起こした可能性が高くなり、現場で採取した破片とトラックの衝突痕を照合したところ、これが一致したことから28日に自動車運転過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

事故当時、現場では雨が降っていた。調べに対して男は「何かにぶつかったような気はしたが、人だと思わなかった」と供述しているようだ。警察では居眠り運転や漫然運転の可能性を含め、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース