広島電鉄株式会社は、11月23日に同社本社ビル・千田車庫周辺で『電車開業100周年記念祭~路面電車物語~』を開催する。
広島の路面電車は、広島電鉄の前身の広島電気軌道により大正元年(1912年)11月23日に運行を開始し、この日で100年を迎える。この電車開業100周年を記念して、開業記念日にあたる11月23日に「電車開業100周年記念祭」を開催する。
開催日:平成24年11月23日
開催時間:10:30~15:30
開催場所:広島電鉄 本社ビル・千田車庫周辺
会場では日本各地や海外から移籍した車両を含む広電を代表する路面電車が一同に会しての展示、広島電鉄の100年の歴史がパネルの展示、「ひろでんフォトコンテスト作品」の展示がありコンテストの表彰式もある。
広電本社ビル1階では11月27日に一般公開開始の『上田宗箇上屋敷再現茶室「遠鐘」「鎖の間」』が一足早く公開される。
千田車庫内の特設ステージには広島交響楽団、広島よしもと お笑いステージ、広島出身で「路面電車に乗れば」を歌う石井杏奈さんなど広島を中心に活躍するアーティスト・パフォーマーが登場する。
ブースでは、社史「広島電鉄電車開業100周年・創立70年史」や、100周年記念絵巻(一日乗車乗船券付)、100周年記念DVD「広島電鉄 路面電車物語」、100周年記念もみじ饅頭『ひろでんもみじ』などの100周年記念グッズも販売される。
なお、当日は、100年前の電車開業時に運行した電飾「花電車」が再現され、市内各線を運行する。また、100周年記念のヘッドマークを掲出した貸切電車「広電100周年記念号」も運行される。