ニッパツが発表した2012年9月中間期の連結決算は、営業利益が前年同期比90.7%増の156億4400万円と大幅増益となった。
売上高は同23.5%増の2506億8500万円。国内外での自動車生産増産により、主力の懸架ばね事業やシート事業などが大きく売上を伸ばした。
経常利益は同97.5%の162億2900万円、最終利益は同72.6%増の98億7600万円だった。
通期業績見通しは、中国における日本車の販売不振に伴う自動車部品の受注減などを織り込み、下方修正。売上高は前回予測から200億円減の5100億円、営業利益は80億円減の300億円、経常利益は80億円減の310億円、最終利益は50億円減の200億円とした。