フォードモーターの欧州主力コンパクトカー、『フィエスタ』。同車が毎年英国で開催される燃費チャレンジにおいて、驚異的な燃費で優勝したことが分かった。
これは、英国で開催された「MPGマラソン2012」での出来事。フォードモーターは、フィエスタのターボディーゼルの低燃費グレード、「エコネティック」で今年の同大会にエントリーした。
同車は、1.6リットル直列4気筒ターボディーゼル「TDCi」エンジンを搭載。最大出力は96ps、最大トルクは22.3kgmを発生する。カタログ上の欧州複合モード燃費は30.3km/リットル、CO2排出量は87g/kmだ。
このフィエスタ エコネティックが、MPGマラソン2012において、2日間でトータル595kmを走破。そして、マークした燃費が108.78マイル/ガロン(約38.5km/リットル)。カタログ燃費を27%上回る燃費記録を残し、今年のMPGマラソン2012を制している。
ちなみに2011年は、スマート『フォーツー』の「cdi」グレードが、35.13km/リットルの燃費記録で優勝している。