フリースケール・セミコンダクタ・ジャパンとイーソルは、フリースケールの車載向け「Vybrid」デバイス用のソフトウェア・ソリューションの提供で協業すると発表した。
非対称のデュアルコアを搭載したVybridデバイスは、リアルタイムアプリケーションとマルチメディアアプリケーションを同時にワンチップで実行可能。今回の協業により、フリースケールは、イーソルが開発した車載Vybridデバイス用のソフトウェアプラットフォームを利用。電子制御ユニット(ECU)と通信を行うAUTOSAR対応リアルタイムアプリケーションと、ITRON資産を再利用した情報系アプリケーションを効率的に開発することが可能となる。
さらに、両アプリケーションを連携させる仕組みの提供により、ECUの車両情報を用いたドライブ支援や、スマートフォンや車内機器との連携など、ドライバインフォメーションシステムに最適なアプリケーションの開発を加速させる。