15日午後1時40分ごろ、鹿児島県霧島市内の国道10号を走行中の軽乗用車が対向車線側へ逸脱。対向車線を順走してきた大型トレーラーなど2台と次々に衝突する事故が起きた。この事故で軽乗用車側の2人が死傷している。
鹿児島県警・霧島署によると、現場は霧島市国分川内付近で、片側1車線(対向車線側は登坂車線を含んで2車線)の急なカーブ。軽乗用車は左カーブを曲がりきれずに対向車線側へ逸脱。対向車線を順走してきた大型トレーラーと、その後ろを走行してきた乗用車へ次々に衝突した。
軽乗用車は中破。運転していた鹿児島市内に在住する79歳の男性は全身を強打。近くの病院へ収容されたが、約2時間後に死亡した。助手席に同乗していた76歳の女性も重傷を負った。トラックと乗用車の運転者にケガはなかった。
警察では軽乗用車側がハンドル操作を誤るか、下り勾配を進行中に速度が付きすぎたものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。