ソーラーフロンティア、中南米市場へ太陽光パネルを初供給

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ソーラーフロンティア(イメージ)
  • ソーラーフロンティア(イメージ)
  • 昭和シェルの子会社、ソーラーフロンティアのCIS太陽電池モジュール(参考画像)

ソーラーフロンティアは、スペインのエンジニアリング会社であるイべリンコ社とともに1.5MWpのソーラーフロンティア製CIS薄膜太陽電池の納入を完了したことを発表した。

供給されたモジュールはメキシコ国営の電力会社が保有する5MWの大規模太陽光発電所(セロ・プリエト・プロジェクト)に設置される予定。同プロジェクトは、ソーラーフロンティアとして中南米での初案件となり、稼働が予定されている2012年末時点で、メキシコ国内では最大の太陽光発電施設になる。

イべリンコ社は同プロジェクトにおいてソーラーフロンティアのCIS薄膜太陽電池と他の種類の太陽電池を併設する予定。高温の気候と太陽追尾型装置へのモジュール搭載は、ソーラーフロンティアのCIS薄膜太陽電池が温度係数の低さという強みを武器に、高温環境下で結晶シリコンよりも優れた性能を発揮する好機になるとしている。

ソーラーフロンティア・ヨーロッパのマネージングディレクター、ウォルフガング・ランゲは「我々は顧客に対して、CIS技術がプロジェクト期間全体においてより低コストかつより高い実発電量を供給できることを証明していく」とコメントした。

《纐纈敏也@DAYS》

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