8日午後11時25分ごろ、埼玉県上里町内の国道17号で、車道に立っていたとみられる50-80歳代とみられる男性が進行してきた大型トラックと衝突する事故が起きた。男性は死亡。警察はトラックを運転していた55歳の男を逮捕している。
埼玉県警・本庄署によると、現場は上里町神保原町付近で片側1車線の直線区間。横断歩道や信号機は設置されていない。50-80歳代とみられる男性は道路中央にいたところ、進行してきた大型トラックにはねられた。
男性は全身を強打して収容先の病院で死亡。警察はトラックを運転していた長野県須坂市内に在住する55歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。男性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを進めている。
現場は見通しの悪い区間。調べに対して男は「気がついたら人が車道に立っていた」などと供述しており、警察では前方不注視が事故の主因とみている。死亡した男性は身元を示すようなものを持っておらず、警察では身元の特定作業も合わせて進めている。