交差点を曲がりきれず、川へ転落

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9月29日午後11時15分ごろ、福岡県北九州市小倉北区内の国道199号を走行していた軽乗用車が道路左側の路外に逸脱。そのまま川に転落する事故が起きた。クルマには女性3人が乗車していたが、全員が意識不明の重体となっている。

福岡県警・小倉北署によると、現場は北九州市小倉北区浅野2丁目付近で片側3車線。クルマは市道から国道へ右折進入してきたが、その際に曲がりきれずに道路左側の路外へ逸脱。歩道に乗り上げ、路面から約3m下を流れる川の河口部へそのまま転落した。

クルマは水没。通報を受けた地元消防が救出活動を行い、18歳の女性2人と15歳の女性を近くの病院へ収容したが、いずれも意識不明の重体となっている。

現場は市道から進行してきた場合、ほぼ直角に曲がる必要があるが、後続車の運転者は「クルマは真っ直ぐ進行し、そのまま落ちていった」と証言しているようだ。また、クルマが転落した場所は約7mに渡ってガードレールが途切れており、車両の転落を防止するものはなかった。

事故当時は小雨が降っていて路面は滑りやすい状態。警察では速度超過状態での進行していたか、あるいはハンドル操作を誤ったことが事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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