カーナビ注視で気づかず、横断の中学生400mひきずる

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9月28日午後2時5分ごろ、千葉県佐倉市内の県道で、徒歩で横断歩道を渡っていた13歳の女子中学生に対し、交差進行してきた軽ワゴン車が衝突する事故が起きた。中学生はクルマに約400mひきずられて重傷。警察は運転していた64歳の女を現行犯逮捕している。

千葉県警・佐倉署によると、現場は佐倉市六崎付近で片側1車線の直線区間。横断歩道と信号機が設置されている。13歳の女子中学生は青信号に従って横断歩道を渡っていたが、信号を無視して交差進行してきた軽ワゴン車にはねられた。

クルマは中学生をひきずったまま、約400mに渡って走行。中学生は近くの病院へ収容されたが、骨盤骨折や内臓損傷の重傷を負った。警察はクルマを運転していた千葉市中央区内に在住する64歳の女を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕している。

調べに対して女は「道に迷い、カーナビを見ていた」、「衝撃音には気づいたが、そのまま走り続けていた。うめき声が聞こえたのでおかしいと思った」などと供述しているようだ。女は携帯型のカーナビを取り外し、それを手に持った状態で走行していたとみられており、警察では前方不注視が事故の主因とみている。

《石田真一》

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