9月27日、フランスで開幕したパリモーターショー12。三菱自動車のブースでは、新型『ミラージュ』が欧州デビューを飾った。
三菱自動車の新世代グローバルコンパクトカーとして開発された新型ミラージュ。タイ、ASEAN、日本に続いて、欧州では2013年初頭から、順次発売。その後、オーストラリアや他の世界市場でリリースされる。
今回、三菱自動車は欧州仕様の詳細を公表。搭載エンジンは、日本仕様にはない1.2リットル直列3気筒ガソリンが用意される点に注目だ。
この1.2リットルエンジンは、日本向けの1.0リットルの排気量拡大版。最大出力は80ps、最大トルクは10.8kgmを発生する。欧州複合モード燃費は24.39km/リットル、CO2排出量は96g/kmと環境性能は高い。
また、1.0リットル直列3気筒ガソリンも、日本仕様とはスペックが少し異なる。欧州仕様の最大出力は71ps、最大トルクは9kgm。日本仕様の69ps、8.8kgmよりも、若干出力が引き上げられている。
それでも、欧州複合モード燃費は25km/リットル、CO2排出量は92g/km。三菱自動車は、「セグメントでベストの燃費とCO2性能」と自信を見せている。