ブラック・アンド・デッカーは、ヘッド部分のみを付け替えることでさまざまな種類の電動ツールとして使える、18Vコードレスマルチツール「マルチエボ」を発表した。
10月中旬より、本体とDIYビギナー向けのヘッド3種類を含む「スターターキット」と電動マルチツールとしては業界最多となる8種類のヘッドオプションを順次発売する。
マルチエボは、1台で何でもできる電動工具がほしいというユーザーの要望から開発されたコードレスマルチツール。初級者にとっては何種類もの工具を揃える必要がなくコストパフォーマンスや収納性に優れているほか、1台で全ての工程をカバーできるため、効率的な作業が可能になる。
18Vリチウムイオンバッテリーを電源としており、家庭用としては高水準のパフォーマンスと同時に、重さ1.3kg〜1.7kg程度と女性でも扱いやすい手軽さを実現している。
スターターキットは、ドリルドライバー、ジグソー、サンダーの3種類のヘッドで穴あけ、ネジ締め、切断、研磨といったDIYの基本作業をカバーするほか、14種類の先端ビットやブレードなどのアクセサリーが付属。オプションヘッドは、充電式として初めて自動車のタイヤにも対応した「空気入れ」をはじめ、より本格的なDIYを楽しむことができる「インパクトドライバー」「丸ノコ」「振動ドリル」「トリマー」をラインアップ。
参考価格はスターターキットが2万円前後、各種ヘッド単体が4000から5000円。