パトカーへ体当たりしてきたトラックに向かい、警官が拳銃発砲

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20日午前4時ごろ、愛知県小牧市内で不審な行動をしていたトラックをパトロール中の警官が発見。これを抑止しようとしたところ、このトラックがパトカーヘ体当たりしてくる事件が起きた。警官が拳銃を発砲したが、トラックはそのまま逃走している。

愛知県警・自動車警ら隊、小牧署によると、現場は小牧市小牧原付近。「真夜中にもかかわらず工事現場へ侵入し、荷物を積み込んでいる不審なトラックがいる」との通報を受け、警ら隊のパトカーが現場へ急行。現場近くで不審なトラックを発見し、停止を求めたが、トラックは信号無視を繰り返しながら約1.5kmに渡って逃走した。

トラックはその後停止。警官2人がパトカーを降車したところ、トラックは突然バック。パトカーに体当たりを繰り返し、約20mに渡って押し出して進路を作り出した。その後、警官に向かって発進してきたことから、40歳の巡査部長が拳銃1発を発砲。この巡査部長ともう1人の警官にケガはなかったが、トラックはそのまま逃走している。発砲した弾が命中したかどうかは不明だという。

警察では公務執行妨害事件として捜査を開始。窃盗など、他の犯行に関わっている可能性も考えられるとして、事件発生の経緯について、詳しく調べている。

《石田真一》

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