インテル、次世代Coreプロセッサを2013年に投入[動画]

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IDF2012
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  • インテル 最高製品責任者 デービッド・パルムッター氏
 米インテルが、サンフランシスコで開催中の開発者向け会議「インテル・デベロッパー・フォーラム(IDF)2012」に、同社最高製品責任者 デービッド・パルムッター氏が登壇。来年に提供予定の第4世代インテル Coreプロセッサー・ファミリーから始まる低消費電力プロセッサーが、今後のモバイル・コンピューティングの利用体験、革新的なUltrabook製品、そしてコンバーチブル端末やタブレット端末に至るデザインにおいて新機軸を打ち立てると説明した。

 パルムッター氏は、次世代のHaswell(開発コード名)マイクロアーキテクチャーを採用し、2013年に製品化を予定している第4世代インテル Coreプロセッサー・ファミリーでは、優れた性能と応答性を実現しつつ、プラットフォームのアイドル時の消費電力を第2世代インテル Coreプロセッサー・ファミリーの約20分の1以下に削減するとした。また、2013年以降の製品計画に、同マイクロアーキテクチャーを採用した、さらに低消費電力の新しいプロセッサー製品を追加するとのこと。

 「第4世代インテル Coreプロセッサー・ファミリーと低消費電力プロセッサーの新しい製品群は、これまでにない変革が生み出されるモバイル・コンピューティング新時代の到来を告げます。私たちは、インテル・プロセッサーの代名詞である優れた性能を損なうことなく、より一層の低消費電力化に注力しています。これは単にプロセッサー動作周波数だけではなく、その先の取組みへと開発の重点を移行した2001年以来の大きな取組みと言えます。これにより、私たちの顧客が開発する洗練された魅力的なコンバーチブル型の製品や、拡大するモバイル機器全体で、画期的な利用体験が実現されるでしょう」(パルムッター氏)

 同社は昨年来、Ultrabookという新しいエコシステムを形成し、投資を行っている。2013年に製品化予定の22nm(ナノメートル)プロセス技術を採用した第4世代インテル Coreプロセッサー・ファミリー搭載 Ultrabook製品やパソコンでは、インテルの次世代内蔵HDグラフィックスに加え、高速な暗号化と処理性能を可能にする新しい命令セット、ハードウェアによる新しいセキュリティー機能、そして長時間のバッテリー駆動を可能にする低消費電力プロセッサーのサブステート対応などの特長を備えるという。

 パルムッター氏は、モビリティー全般についてもふれた。その中で、次世代インテル AtomプロセッサーであるClover Trail(開発コード名)は、Windows 8向けに設計された新たなSoCで、間もなく製品化されることを明らかにした。32nmプロセス技術で製造されるClover Trailは、軽量なタブレット端末やコンバーチブル型の製品に搭載され、優れたデザイン性かつバッテリー駆動時間や常時オンを可能にする技術を実装している。

 同氏は「インテルは、インテル アーキテクチャーをベースにしたWindows 8こそ、最良の利用体験、最高の性能、そしてコンピューティング・プラットフォーム全域にわたる互換性を実現すると確信しています」と述べている。

 そのほか、インテル Coreプロセッサー搭載プラットフォーム向けに、同社初となる知覚コンピューティング・ソフトウェア開発キット(SDK)のベータ版を提供し、知覚コンピューティングの次の波を起こすべく協力するよう、開発者コミュニティーに呼びかけも行った。このSDKは、第4四半期初めに提供開始が予定され、ハードウェア/ソフトウェアの開発者が、既存のインテル Coreプロセッサー、あるいは将来のインテル Coreプロセッサーを搭載したUltrabook製品やPCで身振りによる操作や、顔/音声認識、現在および将来の生活に溶け込むような拡張現実を実現できるようになるとしている。

インテル、次世代Coreプロセッサを2013年に投入……IDF基調講演で発表[動画]

《白石 雄太@RBB TODAY》

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