28日午前10時ごろ、青森県青森市内の国道103号を走行中の軽乗用車が道路左側の路外に逸脱。信号柱に正面から突っ込む事故が起きた。信号柱は根元から倒壊して別のクルマを直撃。この2台の運転者が軽傷を負っている。
青森県警・青森署によると、現場は青森市浦町奧野付近で片側3車線の直線区間。同市内に在住する19歳の女性が運転するクルマが路外に逸脱。減速しないまま道路左側の路肩に立っていた信号柱に正面から衝突した。衝突によって電柱は根元から倒壊。近くを走行していた別の軽乗用車の運転席部分を直撃した。
この事故で女性と、別のクルマを運転していた同市内に在住する29歳の男性が頚部などを打撲する軽傷を負ったが、命に別状はないという。
警察では女性が前方不注視の状態で走行していたことが事故の主因とみて、ケガの回復を待って自動車運転過失傷害容疑で事情を聞く方針だ。