8月23日午前10時30分ごろ、山口県防府市内の県道で、青信号に従って道路を横断していた自転車に対し、交差進行してきたトラックが衝突する事故が起きた。自転車に乗っていた59歳の女性が死亡。警察はトラックを運転していた37歳の男を逮捕している。
山口県警・防府署によると、現場は防府市開出本町付近で片側2車線の直線区間。横断側には押しボタン式の信号機が設置されている。自転車に乗っていた59歳の女性は信号機を操作。青信号に従って横断を開始したが、直後に交差道路を進行してきたトラックと衝突したものとみられる。
女性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打が原因でまもなく死亡。警察はトラックを運転していた山口市内に在住する37歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。女性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを進めている。
警察では男が赤信号を看過した可能性が高いとみて、事故の目撃者からも事情を聞き、事故発生の経緯を詳しく調べている。