前方の信号に気をとられ、手前から出てきた自転車を見落とす

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19日午後8時50分ごろ、熊本県人吉市内の市道で、軽乗用車と自転車が出会い頭に衝突する事故が起きた。自転車に乗っていた59歳の男性は収容先の病院で死亡。警察はクルマを運転していた72歳の男性から事情を聞いている。

熊本県警・人吉署によると、現場は人吉市鶴田町付近で片側1車線の直線区間。交差点に横断歩道や信号機は設置されていない。自転車は幅員の狭い路地から交差点へ進入したが、交差道路を左方向から進行してきた軽乗用車と出会い頭に衝突した。

自転車は転倒。乗っていた59歳の男性は頭部などを強打。近くの病院へ収容されたが、約11時間後に死亡した。警察はクルマを運転していた72歳の男性から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いている。

調べに対して男性は「約20m先の交差点の赤信号を見て減速していた。右方向から来た自転車には気がつかなかった」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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