道を塞ぐ事故車両に後続車2台が突っ込む

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8月6日午前3時25分ごろ、滋賀県大津市内の新名神高速道路上り線で、大型トラックと大型トレーラーが衝突。道を塞いだ2台に対して後続車が突っ込み、車両4台が関係する多重衝突に発展した。この事故で8人が重軽傷を負っている。

滋賀県警・高速隊によると、現場は大津市上田上牧町付近で片側2車線の直線区間。第1車線を走行していた大型トレーラーに対し、後ろから進行してきた大型トラックが追突。2車線を完全に塞ぐ状態となったところに、後ろから進行してきた乗用車と大型トラックが突っ込み、車両4台が関係する多重衝突に発展した。

この事故で乗用車に同乗していた19歳の女性が足を骨折する重傷。運転者を含む4人が打撲などの軽傷を負った。一番最後に衝突したトラックを運転していた徳島県鳴門市内に在住する41歳の男性が両足を骨折する重傷。最初に事故を起こしたトラック2台の運転者も打撲などの軽傷を負い、近くの病院へ収容されている。

2台のトラックはL字型の状態で道路を塞いでおり、後続車が通り抜けられる余地は無かった。警察ではそれぞれの前方不注視が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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