パトカー追跡のクルマ、カーブ逸脱でバイクと衝突

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8月5日午後10時50分ごろ、兵庫県神戸市北区内の市道で、パトカーの追跡を受けていた軽乗用車が対向車線側へ逸脱。対向車線を順走していた原付バイクと衝突する事故が起きた。バイクの運転者が死亡。警察はクルマを運転していた27歳の男を逮捕している。

兵庫県警・神戸北署によると、同区内の市道で交通検問を実施していた署員が一時停止標識を無視して走り去る軽乗用車を発見。待機していたパトカーが追跡を開始した。

クルマは約4kmに渡って逃走したが、神戸市長田区長田町4丁目付近の市道で左カーブを曲がりきれずに対向車線側へ逸脱。対向車線を順走してきた原付バイクと衝突する事故を起こした。

この事故で原付バイクを運転していた須磨区内に在住する46歳の男性が頭部を強打し、収容先の病院で死亡。クルマを運転していた男は車両を放置し、同乗していた子供を連れて徒歩で逃げ出したが、応援要請を受けて加わった長田署員が近くの駐車場で隠れている2人を発見。8歳の男児を保護するとともに、中央区内に在住する27歳の男を自動車運転過失致死や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

男が乗っていたクルマは盗難車だということが後に判明。調べに対しては「無免許運転の発覚を恐れて逃げた」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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